どうも、FPひろき(@fp_hiroki)です。
最高のミュージカル女優、神田沙也加さんが永眠なされました。
まだまだ活躍を期待していただけに、とにかく残念でなりません。
今日は故神田沙也加さんの凄みや生き様を振り返りたく思い、
ブログ記事としてしたためることにしました。
どうぞお付き合いください。
Contents
ミュージカル女優として活路を見出す前もその後も常に努力の人だった。
父は石原軍団の名俳優の神田正輝。
母は日本を代表するスーパーアイドルで実力派歌手の松田聖子。
故神田沙也加さんは、そんな実力派大スターのご両親お二人の、
素晴らしいところすべて受け継いだ素晴らしいミュージカル女優でした。
そんな大スターの両親が故に苦しまれたこともあったでしょう。
しかし、それを持ち前の明るさと努力によって、
ご自身の力で、自らの人生を切り拓こうとする勇敢さはただただ感服でした。
両親に依存しがちな二世芸能人ではありますが、
故神田沙也加さんはまったくそれを感じさせなかった。
それはご自身の血の滲むような努力の賜物以外の何物でもないでしょう。
両親のことについては、SNS上で多少触れるようなことがあったようですが、
公の場で言及することが少なかった印象です。
その姿勢こそが自分の力で生きていくのだ、
という強い決意の現れだったように感じていたのです。
あの伸びやかで透きとおるような美しい歌声と表現力は忘れない。
故神田沙也加さんが一躍脚光を浴びたのが、
彼女が27歳の時に上映された映画『アナと雪の女王』でしょう。
『アナと雪の女王』の吹き替え版で、声優としての立ち位置を確立。
誰もが認めるあの大活躍もあって、
2015年 には、第9回声優アワード主演女優賞を見事受賞していました。
完全にご自身の努力と才能で掴み取った受賞ということもあり、
この頃から神田正輝と松田聖子の娘さん...、
という枕詞もいつしか無くなっていったように感じました。
この受賞は、ご自身が自らの人生を切り拓くべく努力をし続けた結果でした。
あの伸びやかで透き通るような美しい歌声が聴くことができなくなるのかと思うと、
ただただ残念でなりません。
故神田沙也加さんの誰からも慕われる人格やプロとしての姿勢を見習っていきたい。
故神田沙也加さんの、明るく人あたりの良い性格は、
傲りのようなものをまったく感じさせません。
常に周囲を気遣えて、性格の良さが滲み出てくる、
明るく爽やかな人だったと誰もが口にする素敵な人だったようです。
また、歌手、ミュージカル女優そして声優として高みを目指す姿勢は、
常に命懸けで取り組んでいたと聞きます。
「本物になりたい。」
故神田沙也加さんがミュージカル女優として駆け出しだった頃、
常々その言葉を発していた、と宮本亜門氏はそう評してました。
親の力を借りず、誰にも依存しない。
自分の力でのみその道を切り拓き極めていく。
芸の肥やしになると自ら世間様に飛び込み、
アルバイトをして見聞を広めた、という逸話を聞き、
あらためてプロフェッショナルの塊だと脱帽しました。
故神田沙也加さんのプロとしての姿勢に心を奪われていた僕が故に、
彼女が他界してしまったことに関しショックを隠せないでいます。
彼女よりも全然年上の僕ではありますが、職業は違うとはいえ、
プロフェッショナルで常に高みを目指すその姿勢を尊敬していました。
彼女はすべてにおいて最高のお手本です。
そんな故神田沙也加さんの活躍をもっともっと見ていたかったわけでしたが...。
とにかく惜しい人を失い残念でなりません。
ゆっくり安らかにお眠りください。