どうも。FPひろき(@fp_hiroki)です。
というわけで、今日は投資家として知っておきたい金融用語のFOMCについて解説していきます。
どうぞお付き合いください。
Contents
FOMC(連邦公開市場委員会)は、日銀の(金融政策決定会合)の位置付け。
FOMC(連邦公開市場委員会)は、日本銀行の金融政策決定会合と同じような位置付けと考えていいでしょう。
そのFOMCですが、年に8回開催され、
現在の景況判断や政策金利の上げ下げなどの方針を話し合い決定・発表する組織です。
この発表は、金融市場に与える影響が大きいことから、
その都度、世界の投資家や金融機関が注目しています。
参照
FOMC (エフオーエムシー)
FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。日本では、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それに当たるものがFOMCです。
FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。引用:SMBC日興証券
FOMCの景気判断発表に注目。場合によっては今後の金融市場に影響がある可能性もある。
9月のFOMC(9/21、9/22開催)では、
「テーパリングに関し、すぐに正当化される可能性がある」
との表現が声明文に加えられていたことで、
11月開催のFOMCでテーパリング実施の公表がなされる可能性が高まっていました。
そして実際に11月開催のFOMCでは、
既定路線とされていたテーパリング実施の発表に至ったのです。
あとは政策金利の利上げがいつになるのかに注目が集まります。
*政策金利に関する見立てや関連記事が掲載されている過去記事をはこちら↓
FOMCが現在の景気判断をどのように下すのかによって、
金融市場の予想と大きく乖離するようなことがあれば、
荒れ相場になることも考えられます。
FOMCの景気判断発表が金融市場に与える影響が大きいことを理解しておこう。
長期運用中心の個人投資家の場合、FOMCの発表を聞いて投資判断を下し、
それを実行する機会は極めて低いと考えます。
なので、長期運用中心であるあなたには、さほど大きな問題はないと考えます。
しかし、FOMCの発表が金融市場に与える影響が大きいのも事実なので、
投資の出口戦略時において、投資判断の一つになりうるものとして
捉えておく必要があるでしょう。
長期運用で成果をあげ、あなたのライフステージによっては、解約や売却を局面がやってきます。
マーケット環境が荒れ、暴落する前に売り場を探る手段として、
FOMCの発表にアンテナを張っておく必要があります。
投資で満足な利益を確保するには、出口戦略が極めて重要になるのはご承知おきの通りです。
FOMCがどのような景気判断を下し、金利政策をどう取ったか。
これを追い掛けていくだけでも、
あなたの投資行為における判断材料が増えることは間違いありません。
今後、あなたにとって心強い知識となり得りことから、
ひとまず明日未明のFOMCの発表を心待ちにしましょう。