どうも。
試験勉強に明け暮れる日々を送っているFPひろき(@fp_hiroki)です。
FPひろきの資格試験受検予定3連発
- 会員一種証券外務員試験
- 会員内部管理責任者
- CFP®︎資格審査試験
そうです、これら資格試験3連発のうち一つ目の試験を無事終えることが出来ました。
この『会員一種証券外務員試験』。
そもそもどういった資格試験なのか。
こちらの過去記事にもありますが、いま一度詳しく知りたいという方は是非お読みください。
Contents
『証券外務員資格試験』がどのような資格試験なのかを確認しておく。
どうもです。 ブログの表示速度の改善を模索中のFPひろき(@fp_hiroki)です。 皆さま、もう少しお待ちください。必ずや、近日中にブログの表示速度を上げられるようにしていきます。 ストレスをお掛 ...
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で、今日はこの試験に対する思いの丈を書き綴っていきたいと思います。
どうかお付き合いください。
『証券外務員資格試験』はどのような試験なのかを振り返る。
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『証券外務員資格試験』といえば、
金融業界では馴染み深い資格で、金融業界の門を叩く時に取得するイメージですよね。
証券会社、銀行そして保険会社などから内定をもらった人が、内定企業から入社前までの宿題を課せられる。
それこそが『第二種証券外務員資格試験』に合格し、資格を取得することなのです。
そうなんです。FPひろきも、新卒で銀行に入行する前に取得していたのです。
『証券外務員資格』で何ができるの?
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そもそも『証券外務員資格』って何をするために必要な資格か知ってます??
『第一種証券外務員資格』と『第二種証券外務員資格』とでは取扱い商品の幅が異なる。
yogesh moreによるPixabayからの画像
簡単にいってしまうと、『第二種証券外務員資格』は、現物取引しか取扱いできないのに対し、
『一種証券外務員資格』は信用取引やデリバティブ取引の全てにおいて取扱いが許されるという点で異なっています。
つまり、『二種証券外務員資格』は限られた範囲しか取扱いできませんが、『一種証券外務員資格』はすベてのものを取扱いができるというとわかりやすいでしょう。
『第一種証券外務員資格』と『第二種証券外務員資格』の違い
証券外務員試験には「会員」と「特別会員」がある。
『証券外務員試験』には、「会員」と「特別会員」とで分けられます。
「会員」...証券会社社員向け、一般受験生向け
「特別会員」..銀行員向け、保険会社社員向け
「会員」と「特別会員」との間でも若干試験範囲や取扱い業務が異なってきます。
「会員」とは、日本証券業協会の正会員である証券会社向けということで、すべての業務の取扱いが許されます。
しかし、「特別会員」は外様扱い。
銀行で投資信託などの取扱いが始まった時に、日本証券業協会の「特別会員」として迎え入れられ、限られた範囲の業務だけの特別に取扱いが許された、という背景があります。
株式や信用取引の取り扱いがない銀行や保険会社には最低限のものしか許可しない、という意図が見え隠れします。
『会員証券外務員資格』を持って銀行などに転職をする際は、そのままその資格も有効ですが、『特別会員証券外務員資格』の資格で証券会社に転職するとなるとそれは使えない。
その際はあらためて『会員証券外務員資格』を取得し直さなければならないのです。
『会員一種証券外務員試験』は簡単?いやいや、そうとは思いません。
ここからは『会員一種証券外務員試験』の勉強をし、実際に受験したFPひろきの感想。
よく、
という質問を受けます。
正直な感想は...、普通...、といったところだと思います。
CFP®︎資格審査試験に臨んでいるFPひろきだからこそ、そのような評価なのかもしれませんが...。
業界にいる人なら、『会員二種証券外務員資格』であれば、1日1時間の勉強で2週間も勉強すれば合格できると思います。
業界未経験者で一発合格を目指すのであれば、そこはやはり最低1ヶ月は欲しいところでしょう。
しかし。『会員一種証券外務員資格試験』はそうはいきません。
よく、「一種」も「二種」も変わらない、という人がいますが、それは間違った情報として捉えてもらった方が無難です。
明らかに別物と思って臨んだ方がいいでしょう。
というのも、『会員二種証券外務員試験』は、暗記中心に勉強を進め、たとえ計算問題を捨てても合格ができるのに対し、『会員一種証券外務員試験』はそうはいきません。
計算問題を制すことができなければ、合格はまず無い...。
そう言い切れるのです。
なので合格に向けては、計算問題を中心に反復練習をしてパターンを覚える必要性が出てきます。
また、『会員一種証券外務員資格試験』の配点がこれまたミソなんですよね。
100問出題され440点満点で308点以上が合格。
配点は、2択問題の70問が配点2点なのに対し、
計算問題が数多く出てくる5択問題30問が10点。
つまり、二択問題を全問正解したところで140点にしかならず、308点の合格点には遠く及ばないのです。
合格の鍵を握るのは、問題数が少ないながらも高得点である五択問題を制する以外にありません。
その五択問題を制する重要な要素が計算問題である、と感じました。
『会員一種証券外務員試験』を受験する人はまずは計算問題を中心に取り組んだ方がいいでしょう。
計算問題の勉強の参考になりそうな過去記事を貼っておきます。
【8/27迫る!】『正会員一種証券外務員試験』の模試がボロボロだった件。【決戦は木曜日】
日々勉強漬けのFPひろき(@fp_hiroki)です。 FPひろきヤバいっす..。これはまずいことになった...。 これだけ勉強しているにも関わらず、日々の学習成果がまった ...
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暗記ものは一夜漬けでもなんとかなりますが、計算問題は反復や慣れがものをいい、マスターするのに時間がかかります。
時間がかかるものなので、早い段階から計算問題を避けずに取り組むことが合格への早道と言えるでしょう。
『会員一種証券外務員試験』は、銀行員でも少してこずります。
金融業界に勤める人間は恥ずかしさもあって、決して「難しかった。」と表向きには発しません。
金融用語の理解から始める業界未経験の人であれば、尚更難しく感じることでしょうね。
先物取引やオプション取引などのデリバディブ取引のイメージをすることすら難しいのに、それに計算問題が加わってくるわけですから尚更難しく感じるわけです。
他のブログとかで、
と言ってる人もいますが、それは真意とは言えないでしょう。真に受けてはいけません。
前述しましたが、暗記だけで合格できるのが『会員二種証券外務員試験』だとしたら、
細かなところまでしっかりと理解をした上で、計算問題も解けなくては合格ができないのが『会員一種証券外務員試験』なのです。
高い合格率に油断をしてはいけません。
FPひろきの個人的な見解ですが、『会員一種証券外務員試験』は、「FP2級」よりも難しいと思ってます。
独立を視野に入れているFPひろき。あえて『会員一種証券外務員資格』を取得し直しました。
FPひろきはいずれIFA(独立系金融アドバイザー)として独立する計画があります。
しかし前述したように、銀行勤めのFPひろきは、『特別会員一種証券外務員資格』しか持っていない...。
『特別会員一種証券外務員資格』では株式業務もできなければ、信用取引の取り扱いもできない。
まあその前に銀行を辞めてしまえば、当然『特別会員一種証券外務員資格』も使えなくなってしまいまうわけで...。
なのであらためて、『会員一種証券外務員資格』を受験し、取得し直したというわけです。
そんな事情で受験した久しぶりの『会員一種証券外務員試験』。
というのは率直な感想でした。
今はなんとか合格できてホッとしています。^^
また良い情報があればまたお伝えしていきます。
さあ、次は金融機関勤務の人しか受験できないという『会員内部管理責任者』試験!!
頑張りマッスル!!
ではでは。