iPhoneが登場して10年が経過。
今や、スマホを中心とした生活が普通のこととなりました。
そして今朝のこのニュース。この記事を読むと、それが決定的となったと思わされるに違いありません。
だって今後は、従来通りの紙の預金通帳を作るのに、1,000円(税別)かかると言うのですから。
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これはガチでしょうね。スマホ社会が加速化し、完全定着する事を意味する出来事と捉えても良さそうです。
今日はこのニュースについてもう少し深掘りし、FPひろきなりに思うことをぶつけていきたいと思います。
みずほ銀行の通帳有料化についての詳細をまとめておく。
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今朝の通帳有料化の記事をざっくりとまとめるとこんな感じです。
ポイント
70歳以上の新規顧客、70歳以下の既存顧客は通帳を発行しても、発行手数料の1,100円は取られないわけで、大きな混乱は生じないでしょう。
いずれは手数料を上げる場面も出てくるでしょうし、既存顧客に対しても通帳発行手数料を取る時代がやってくるかもしれません。
常に驚かないでいる心構えが大事になるでしょう。
みずほ銀行による『通帳発行有料化』は時代の流れ。
出典:日本経済新聞
銀行があらゆる場面で手数料を取るようになって久しい昨今。手数料も年々高騰してる実感も湧くことでしょう。
それにしてもです。
これには少し驚きを隠せないかもしれません。
しかし、業界にいるFPひろきから言わせれば、それは当たり前に思えてならないのです。
そうです。
みずほ銀行は『みずほフィナンシャルグループ』であるわけで、
株式会社なのです。
収益を上げて、株主に還元してナンボ。サービス料に対して対価を求めない姿勢は、営利目的の企業には似付かないのです。
経済ジャーナリストの荻原博子氏などは、とかく金融機関の手数料に対して否定的な見解を見せますが、経済ジャーナリストを名乗っているとは思えないロジックです。
銀行は儲けてはいけない..、
みたいな変な考え方があるみたいですが、その考えが根強いと、逆に顧客に還元されなくなると言う事がわからないのでしょうか。
もはや経済ジャーナリストとは言えません。
ではこんなのはどうでしょ??
それはそれで血税という形でコストを支払うわけです。笑
欧米ではとっくに通帳有料化されています。
人件費などのコスト面や国際競争力の中にある金融業界の収益構造の観点からも、
『通帳有料化』は時代の流れなのである...。
そう言われても仕方がないことでしょう。
スマホですべてが完結する時代。そうです、銀行の諸手続きもです。
昔の常識は今の非常識。
時代の流れに一番鈍感な金融業界までもが、その常識を疑いにかかり覆す時代になったことは、次世代の到来を意味していると言えます。
楽天銀行やソニー銀行の台頭は目覚ましいものがあり、メガバンクを中心とした既存の金融機関も変貌を余儀なくされているのです。
新型コロナウイルスによる新たな生活様式の模索も一因にあるでしょう。
3密を避け、ソーシャルディスタンスが当たり前の時代に、
銀行に出向いて手続きをする時代ではない...。
そうです、すべてスマホで完結する時代になったのです。
通帳で残高を見ることもなくなり、すべてはスマホ画面で確認することになるでしょう。
振込もスマホをタップするだけ。
そうです、時代は変わったのです。
銀行の支店も減り、それに伴い銀行員もリストラされているのも納得です。
スマホによる銀行手続きなども、はじめのうちは違和感ばかりかもしれませんが、いずれはそれが当たり前の光景になるのも時間の問題なのかもしれません。
そうです、スマホがあっという間に浸透したようにです。