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さて、先日、『CFP®︎』資格の件をブログでアップしました。
ついでにと言ってはなんですが、今日は、『証券外務員資格試験』について取り上げたいと思います。
FP系資格と証券外務員資格の違いを比較しておきます。
FP系の資格(FP技能士資格、AFP、CFP®︎...etc)は、顧客のライフプランやライフイベントなどに対するお金にまつわる情報提供や助言をするための資格という位置付けです。
時には、ライフプラン表などを作成提示し、顧客にわかりやすくコンサルティングを実施します。
AFPは、そのような訓練を認定研修の課題提出を通して訓練済みであるため、記述の試験に合格したにすぎない2級FP技能士資格取得者とは一線を画します。
より実践的な訓練を積んでいることもあり、信頼性が一段と上がることは言うまでもありません。
FPひろきも取得に燃える、CFP®︎は、先日のブログ記事に記した通りで、世界最高水準のFPである国際認定資格です。
詳細は以下のブログ記事をご参照ください。
一方、『証券外務員資格』は、その名からもわかるように、証券業務の販売取扱ができる資格となっています。
外務員...、となっていることから、金融機関の外回り営業のための資格に思われがちですが、窓口で証券販売する者にも必要な資格となっています。
FP系資格がコンサルティング資格であるとするならば、『証券外務員資格』は、証券販売に携わる者が実際に日頃の証券業務の中において、その販売取扱ができるようになるためのものであり、より実践的な資格といえます。
『証券外務員資格試験』の概要。
『証券外務員資格試験』は、かつては証券会社社員や銀行員などの金融機関勤務にしか受験資格がありませんでした。
ところが、平成24年からは、金融機関の社員でなくても試験が受けられるようになったのです。
すっかり一般的で身近な存在となった『証券外務員資格試験』。
試験概要を見てみましょう。
『第二種証券外務員資格試験』の試験概要
株式・国債・公社債・投資信託等のいわゆる現物を扱うことができるようになります。
メモ
受験資格:誰でも
受験料:8,704円(税込み) *2020.6.4現在
試験会場:全国の主要都市で開催。詳細は試験実施団体のプロメトリック(株)のテストセンターを確認のこと。
試験日:原則月〜金の毎日(土日、祝日、年末年始除く)
申し込み:オンラインにて申し込み可能。
試験問題:70点(300点満点) ○×問題 50問×2点=100点、五肢選択問題 20問×10点=200点
試験時間:2時間
試験形式:試験会場設置のPCで出題、回答。電卓に持ち込み不可。
合否判定基準:7割(210点)以上正解で合格。
『第一種証券外務員資格試験』の試験概要
第二種証券外務員資格で扱えるようになる業務の他に、「信用取引」「デリバティブ」の取引・勧誘が可能になります。
それ故に、試験範囲や難易度も上がることは言うまでもありません。
メモ
受験資格:誰でも受験可
受験料:8,704円(税込み) *2020.6.4現在
試験会場:全国の主要都市で開催。詳細は試験実施団体のプロメトリック(株)のテストセンターを確認のこと。
試験日:原則月〜金の毎日(土日、祝日、年末年始除く)
申し込み:オンラインにて申し込み可能。
試験問題:100問(440点満点) 〇×問題 70問×2点=140点、五肢選択問題 30問×10点(五肢択2は各5点)=300点
試験時間:2時間40分
試験形式:試験会場設置のPCで出題、回答。電卓に持ち込み不可。
合否判定基準:7割(308点)以上正解で合格。
『正会員証券外務員資格』と『特別会員証券外務員資格』の違い
証券外務員資格試験は大きく分けて、『正会員証券外務員資格試験』と『特別会員証券外務員試験』に分類されます。
正会員証券外務員
主に証券会社に勤務している社員が受験し、取得する資格です。
正会員とは、日本証券業協会の正式な会員という位置付けの会社で、主に証券会社が該当します。
証券会社に勤務する社員は、基本的には『正会員証券外務員試験』を受験します。
『正会員証券外務員資格』は、『特別会員証券外務員資格』を兼ねることができるので、たとえ、証券会社から銀行に転職しても、登録さえすれば基本的には証券業務に携わることができるのです。
詳細は、日本証券業協会の公式サイトなどでをご覧ください。
また、平成24年からは一般にも解放され、すべての人が受験できるようになりました。
特別会員証券外務員
主に銀行員(一部のゆうちょ銀行、郵便局の職員)が対象の資格。
特別会員とは、日本証券業協会の特別会員に当たるのが、銀行などの金融機関に該当するということです。そこの従業員は特別会員の社員なので、当然『特別会員証券外務員資格』を取得することになります。
受験も勤務先金融機関を通して申し込むのが一般的。
銀行を退職し、正会員たる証券会社に転職したとしても、『特別会員証券外務員資格』は有効となるものではないので注意が必要です。
どうせなら資格取得を目指すなら、『正会員証券外務員資格』取得が理想的。
正会員と特別会員の証券外務員資格試験は受験範囲が若干異なります。
正会員の方が試験範囲が広いのですが、難易度はそんなに変わらないと言われています。
後々のキャリアのことを考えると、応用力、柔軟性のある『正会員証券外務員資格』を取得しておいても良さそうです。
ココがポイント
銀行勤務で特別会員証券外務員資格試験の受験を促された時、正会員証券外務員資格試験の受験が可能かを確認してみるのも良さそうです。
この資格取得の勉強を進めていく過程で、投資ブロガーの情報がだいぶ偏っているものに気が付くと思います。
誰でも受験可能なので、投資を勉強していく一環として証券外務員資格を取得するのも悪くないと思います。
おすすめですのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
では今日はこのへんで。じゃ!