どうも。
ラーメンブロガーのFPひろき(@fp_hiroki)です。←🤣
調子に乗っていよいよラーメンブロガーとか名乗り始めてしまいました。
と言うことで、東村山市秋津に野暮用がありまして、
お出掛けついでに大好きな横浜家系ラーメン店に立ち寄ってきました。
その名も、
『横浜家系ラーメン武蔵家 秋津店』
...、ということで許可を得ましたので、
たっぷりと『武蔵家秋津店』のレビューをあげていこうと思いまーす。
どうぞお付き合いください。
『武蔵家』が横浜家系ラーメンとして本物か偽物か..の論争の私見を語る。
“取扱注意のラーメン界の核弾頭”こと王道家の清水社長に言わせれば、
『王道家』は横浜家系ラーメンの本物であり、『武蔵家』は偽物
と豪語しておりました。
王道家の公式YouTubeでもそれについては明確に公言していましたので、
一切の間違いはございません。
横浜家系ラーメン本物・偽物論争は、
この動画のディベートの中でも熱い議論が展開されていましたが、
結局のところ答えが見出せずにいたように映りました。
と言うのも、本物に拘る王道家の清水社長自体、
吉村家の吉村実氏に破門され、弟子として認められていない、
という脛に傷を負っている状態であり、
いくら横浜家系ラーメンの本物偽物を熱く語ってところで、
説得力がイマイチ伴わない印象を感じたからです。
清水社長が吉村家を破門された影響は、
独立し王道家開業後に思いもよらない形で、
致命的なビハインドを背負うことになりました。
それは、酒井製麺の麺の使用が認めらなかったことです。
横浜家系ラーメン店を名乗るにあたり、
大打撃をうけてしまったのです。
やはり横浜家系ラーメンといえば、
酒井製麺の中太麺が使われているのが特徴の一つ、
と広く認知されていたからに他なりません。
その麺を使えない王道家は、
自家製麺に活路を見出さざるを得ないところまで追い込まれたのでした。
ところが、王道家の清水社長に偽物判定された武蔵家はどうかと言うと...。
実は武蔵家こそが酒井製麺の麺を使用しているのです...。
両者、帯に短し襷に長し...。
王道家と武蔵家の横浜家系ラーメン偽物本物論争の行方は、
ドローのように思うのは僕だけでしょうか。
短期間とはいえ、実際に吉村家で修行した経験がある清水社長に軍配が上がりそうなものですが、
それを言い出したら、短期間で厳しい修行をし逃走した後に、
横浜家系ラーメン店を立ち上げた人の店もそれもまた本物になってしまうわけです。
そうなるとやはり説得力に欠ける印象を抱かざるを得ません。
動画の中での熱いディベートでもあったように、王道家の清水社長も、
吉村社長から弟子として認められていないとなると尚更な様な気がしてくるのです。
『武蔵家』に横浜家系ラーメンを感じに訪問してきた。
本物偽物論争では、その土俵にすら上げて欲しくないような感じを受けた『武蔵家』。
その実力のほどを確認させて頂きに訪問させてもらいました。
20:30。いざ突撃です。
天気は雨。しかも夕飯時ではない時間帯ということもあって、
店内のお客さんはなんと3人。
入店するや右手側にある券売機で食券を購入。
店員に食券を手渡して5分ほどで着丼。
さあいよいよ実食です。
それにしてもデカい寸胴でガラを長い時間に掛けて煮立てて作るスープは最高ですな。
さすがは横浜家系ラーメン店にだけあって、ただただ壮大であり麗しいな景色です。
『武蔵家』のチャーシューメンを食べた感想。
チャーシューメン中盛り 950円
硬め濃いめ多めで注文したチャーシューメンは、着丼するやいなや、
ほんのりと甘い香りが漂ってきて、それはそれは食欲をそそってくれます。
早速頂いてみます。
甘い良い香りを漂わせたスープは食欲をそそる。しかしその香りとは真逆の味わいに驚愕をした。
レンゲにスープを取り、一口すすってみると...、
グツグツとよく煮立てて作ったことがよく伝わってくる濃厚な豚骨醤油スープ。
これは絶品です。
しかし待てよ...。うまいはうまいんですよ、確かに。
しかしどこか大味すぎる印象を持ったのも事実。
味に奥深さを感じられず、余韻が残らないのは正直残念でした。
また、スープが少ししょっぱすぎる気も...。
濃いめにした影響があることも織り込み済みなのですが、
しょっぱくしてもどこか優しくまろやかで甘い味付けの余韻を残してくれるのが、
横浜家系ラーメンのスープだと思っていましたので...。
そう思うと少し期待感とは程遠いものだったと言わざるを得ませんでした。
麺は酒井製麺。横浜家系ラーメンの本格麺を堪能できる...。が、しかし..。
冒頭でも触れたように、
本物の横浜家系ラーメンを謳う『王道家』をもってしても使えない本格的なものを提供してくれます。
白く輝く中太麺はコシがあって食べ応えがあって素晴らしい逸品です。
ただ、横浜家系ラーメンの麺は中太麺の印象が強いのですが、
他と比べると少し細く感じたのは気のせいですかね..。
あえて細麺をチョイスしているかどうか、真意のほどはわかりません。
チャーシューはもう少し大胆さが欲しい気もした。
脂が乗ったトロけるようなチャーシューが大好物の僕には、
少し苦手なタイプのチャーシューです。
横浜家系ラーメン総本山の吉村家のチャーシューは、
炙って香りを付けてスモークにしているが、
武蔵家のチャーシューは特段そのような手間をかけている感じはしませんでした。
横浜家系ラーメンを忠実に再現するのであれば、やはりそこは譲って欲しくない部分かな、
というのが僕の感想です。
次回は『武蔵家』の本気を感じに、吉祥寺へ訪問しようと思う。
今回の武蔵家秋津店の訪問では、所詮ラーメンフリークの僕では、
どの程度のものかを判断するには難しいかったというのが本音でした。
ただいえるのは、
やはり店で何時間も掛けて手間暇を惜しまずにデカい寸胴並べてスープを作る店はいい!!
ということです。
本物かどうかの判断基準の最低条件はこれだと思うのです。
これについてあなたはどうお感じですか?
もっと突っ込んだことを言わせてもらえれば、鶏油。
横浜家系ラーメンといえば鶏油です。
この鶏油の存在を食べ手に感じさせられてるかどうか..。
僕の中ではこれも論争における本物の判断基準になってきます。
いろいろと申し上げてきましたが、
という結論に至り、論争の答えについては先送りをさせて頂きます(笑)。
武蔵家秋津店もなかなか美味しかったのですが、
本物の横浜家系をよりダイレクトに味わうために、
近日中に吉祥寺武蔵家にも突撃をかけます。
その時はまたレポしますので乞うご期待です。
横浜家系ラーメン 武蔵家 秋津店
店 名 | 横浜家系ラーメン 武蔵家 秋津店 |
郵便番号 | 〒189-0001 |
住 所 | 東京都東村山市秋津町5-13-57 |
電話番号 | 不明 |
営業時間 | 11:00~23:00 ※材料切れなどで早終い、中休み有り |
定 休 日 | 無休 |
席 数 | 約10席 |
駐 車 場 | 駐車場なし
近隣にコインパーキング多数有り
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