FPひろきの金融情報オピニオンブログ

『横浜家系ラーメン思道』は吉村家直系店を彷彿とさせる驚愕の美味さ!

都内にある横浜家系ラーメンをしらみ潰しに攻めることが日課になっている私ですが...、

またまた今後注目を集めそうなお店を発見しちゃいました。

その名も、

 

『横浜家系ラーメン 思道』

(以降『思道』

 

思い立ったかのように突撃をかけた『思道』

それはそれは激ウマで大満足なものでした。

外気温36.0℃の灼熱地獄の中を途中下車してまで立ち寄った甲斐があったというものです。

 

日々、堅い金融記事ばかりのブログで窮屈なので、箸休めとして『思道』の食レポでもご堪能ください。

 

FPひろき
つか金融記事よりもラーメン記事の方が多い印象...。まあいいっか。笑

 

JR青梅線西立川駅西口徒歩6分のところに『横浜家系ラーメン思道』がある。

灼熱の西立川駅。外気温36.0℃。店まで徒歩6分が長く感じた...。

 

JR青梅線西立川駅から徒歩6分

住宅地を抜けた先に目的地である『思道』がありました。

たかだか徒歩6分。しかし灼熱地獄を歩いていくのはキツすぎました。

それでも軽い熱中症に見舞われながらなんとか無事に到着です。

 

『横浜家系ラーメン 思道』の重厚感のある外観は迫力満点。店内は少し暗い。

重厚感のある外観は存在感抜群。期待感が膨らみます。

 

ドーン!!

 

これでもかーー!!と存在感を出している巨大看板のインパクトは、お店の存在をすぐに認識させてくれるには十分すぎました。

灼熱地獄の中をトボトボと歩いてきたわけですが、おかげ様で迷うことなくお店にたどり着けました。

この重厚感のある黒い店構え

この尖っぷり、確かなラーメンを提供できる自信の現れのなのではないか?

...と期待感がぶち上がること間違いなしです。

 

 

店内は立川の名店鏡花を彷彿とさせる薄暗さ

店内はとにかく暗かった。

 

私だけかもしれませんが、暗い店内で食べるラーメンは美味しさが半減する様に感じるのです。

正確なスープの色合いを感じられずに食べ進める...。

目隠しをしてラーメンを食べているような錯覚に陥るからなのでしょう。

入店した瞬間、少しばかり不安がよぎったのが率直な感想です。

 

L字カウンター席とテーブル席が複数あり、混雑時でもかなり回転は良さそうな印象。

そんな店内に入店するや、まずは入り口右側の券売機で食券を購入。

「チャーシューメン(中)」をチョイス。

 

食券を店員に手渡して着席。

カウンター下にはメニュー注意書きが貼られてました。こんな感じに。

 

特に強烈だったのがこちらです。

残す人が多いのでしょうか...。マナーの問題なのかお店に慣れてないのか。

 

皆さん、ご飯は適量を注文し、残さないようにしましょう。

家系のライスは盛りが豪快なことは珍しくありません。

初めて訪問するお店の場合盛り具合がわからないので、それも無理はりませんが、それをも加味して少なめで注文した方が無難でしょう。

 

そして調味料セットがこちらです。

家系ラーメン店におけるオーソドックスな調味料セット。

調味料セット

  • 豆板醤
  • おろしニンニク
  • 胡椒
  • 醤油
  • 爪楊枝

 

13:00前客が2人は、ランチ時を考慮しても少し寂しい印象。

外は灼熱だったこともあり、外出を控えた可能性もありますね。

しかし食べる立場としては、まったく待ちもストレスも無い非常に良い環境下だったといえます。

 

家系直系店を彷彿とさせる味わいの中にキラリと個性が光る渾身の一杯は最高である。

火照った体を冷ましながら待つこと10分。

その時がやってきました。

 

着丼!!!!

 

チャーシューメン(中) 1,100円

 

FPひろき
うっわぁ〜、いい香りが漂ってきた..。これは期待感が膨らむ。

 

当たり前ですがビジュアルは完全に横浜家系ラーメンのそれですね。

さあ早速頂いてみます。

 

豚骨醤油スープではない。これは吉村家を思い出させる醤油豚骨スープである!

 

スープ粘度が少なめのサラサラしたタイプで、直系店に近い印象を受けました。

 

FPひろき
東京の家系ラーメン店に多い粘度のある濃厚スープが大好物なワイに合うかな...

 

そのような不安を少し抱きましたが、一口飲んでみたらそのような不安も一転。

東京によくあるタイプの横浜家系ラーメン店とはまったく別物の美味さがそこにはありました。

 

「豚骨醤油ではない。これは醤油豚骨だ。」

 

スープを一口すすってそう叫びたくなったわけですが、この細かいニュアンスがわかる人は家系ラーメンマニアであること間違いないでしょう。

 

醤油の切れ味がキリッと立った『思道』のスープ

これはこれで物凄く美味いのです。

 

醤油が少し強めだから少し食べにくいのかな...、という懸念など一切抱く必要がありません。

豚骨の甘味でマイルドにすることに成功しており、すごくバランスの取れたスープに仕上がってます。

 

確かに鶏油は少し抑えめで鶏感もあまり感じません。

それでも奥深くコクのある絶妙な味わいを出すことに成功した甘辛スープは絶品の域に差し掛かっています。

よく丹精込めて入念に仕込んだ『思道』のスープを、是非あなたにも味わって頂きたいものです。

 

コリコリのコシを見事に残すタイミングで麺揚げされた中太麺も絶品です。

 

硬め注文を入れていたをすすります。

テボで麺上げをして出てきた縮れ中太麺は少しコリコリしすぎの印象がありました。

食べ始めはそれが違和感としてあったのですが、食べ進めていくにつれ慣れていく印象です。

 

それにしても、この違和感とはなんだったのでしょうか...。

 

後から自分なりに考えてみたのですが、あれは人の手でしっかりと作り上げているからこその“ブレ”の一種なのかな、と妄想したりもしました。

 

食べ進めていくと馴染んで二度美味しさを味わえる。

 

もしかしてそのあたりが職人技なのか、と幸せな解釈をしてみたりもしました。

 

ラーメン哲学は深すぎますね。

 

チャーシューは脂少なめで硬め...。ところがこれが美味くてびっくり。

 

チャーシューも驚きの一品でした。

チャーシューに関し、私は口に入れた瞬間にとろけるぐらい柔らかい肉が好みなのです。

正直、『思道』のチャーシューは私の好みとは真逆でした。

 

FPひろき
しかしそれがどうしたものか。

 

チャーシューに関しても、私の常識を軽く超えていった『思道』の実力をあらためて思い知らされたのです。

 

FPひろき
う、美味い!美味すぎる!

硬いチャーシューでも美味いものは存在するんだな...。

 

硬めのチャーシューで美味しいと思った経験が過去にほぼ無かったわけですが、『思道』のチャーシューを食べてその常識が変わりました。

硬めのチャーシューの分野において今後も、『思道』を超えるものにははなかなか出会わないと思います。

 

それはなぜか。

 

ラーメンマニアとしてベテランの域にある私が食べてきた硬めチャーシューの中で、こんなに美味しいものに出会ったことがないからです。

 

長いラーメンマニア生活で今回初めて出会ったこの奇跡の確率は、極めて低いと思われます。

今後もなかなか『思道』のようなチャーシューに出会す可能性はほぼ無いでしょう。

それが故に『思道』の硬めチャーシューだけは別格と言い切れるのです。

なので是非『思道』ではチャーシューメンを食べてみてください。

 

『横浜家系ラーメン思道』は王道家系ラーメンでありながら、しっかり個性を感じられる。

店 名 『横浜家系ラーメン思道』
住 所 東京都昭島市東町4-11-12 ハーフムーン 1F
電 話 042-541-1108
営業時間 [月~日] 11:00~15:00 17:00~21:00 (L.O.20:50)
定 休 日 不定休
席 数 20席(カウンター 8席、4人掛けテーブル×3卓)
駐 車 場 2台分
アクセス JR青梅線西立川駅南口から徒歩6分
地 図

 

鶏感や鶏油の印象は抑えめながら、どこか吉村家直径を彷彿とさせる昔ながらの横浜家系ラーメンに癒されました。

しかし『思道』個性をキラリと出しているあたり、このお店の実力はピカイチなのではないか。

そう思わずにいられませんでした。

まだまだポテンシャルがあるのではないかと思うので、これからも注目し時間を見つけては立ち寄らせて頂こうと思います。

 

素晴らしいラーメン、ご馳走様でした。

  • B!