どうも。FPひろき(@FpHiroki)です。
昨日、気になる記事がありました。
シェアしておきます。
コロナ保険販売も大苦戦中の保険各社。そんな中、かんぽが注目を浴びている。
新型コロナウイルスもオミ株まで変異を遂げ、
それが世界的猛威を奮うに至っています。
その影響で国内経済が停滞したとしても、生命保険各社は、
その危機的状況に手をこまねいてたわけではありません。
現に、新型コロナ患者向けの商品を積極的に開発し、
収益を上げようと躍起になっていた保険会社もありました。
しかし、そうは問屋がおろさなかったようです。
ここまで感染者が増え、保険金支払いが膨れ上がるとは、
生命保険各社も予想していなかったのでしょう。
このような記事が上がると、保険会社の頼りなさが浮かび上がってきてしまうわけですが、
そのような中で、あらためて注目されている保険会社があるのです。
それこそが、“あの”かんぽ生命です。
かんぽは早々と、新型コロナウイルスに対しての保険金支払いに対応してました。
災害などの有事にこそ力を発揮するかんぽ生命の地力。
かんぽの保険金支払い実績や安定感は昔から定評がありました。
保険金を出し渋った..。
そんな話はあまり聞いたことがありません。
確かに告知義務違反等があれば話は別でしょうけどね。
特に災害など有事の対応はピカイチだとか。
あの不適正営業問題がまだまだ暗い影を落としてはいますが、
いざという時に頼りになる存在として、
かんぽをあてにしている人が多いことが窺い知れます。
かんぽの東日本大震災時の保険金支払いの対応は、多くの被災者の信頼を得た。
全国津々浦々に存在する24,000局にも及ぶ郵便局ネットワーク。
災害時などライフラインがやられた時は特に、
かんぽの保険金支払いなどの手続きが安心して行える郵便局の存在感が一気に増します。
東日本大震災は、多くの人々の住む家を奪っていきました。
お金を持って避難できた人はごくわずか。
今日明日のご飯にあり付けるかもわからない不安な状況の中で、
しばらくの間は過ごさざるを得なかったのです。
ライフラインが復旧するまでに1ヶ月以上もかかり、
お金が必要でありながらなかなか手に入らない。
しかし、避難所の目の前の郵便局で、
かんぽの保険証書や本人確認証を紛失していたにも関わらず、
保険金の支払いを受けられといいます。
それどころか借入までも受けられたというから驚きました。
被災者にとってはなんとも心強い存在だったことでしょう。
今では保険の契約者変更や住所変更の手続きなど、
当たり前のようにインターネットや郵送で完結できる時代となりました。
しかしその当たり前が当たり前では無くなった時どうなるのか...。
便利な世の中になった反面、脆弱さを露呈するのではないか...。
災害など有事や緊急事態にこそ最も頼りにしたい保険会社が、
ライフラインの停止でアクセスができないとなると困りものです..。
その課題に関しては、どこの保険会社も解決できていないことでしょう。
アナログ的な郵便局で手続きができるかんぽは、
災害などの有事では他の保険会社の追随を許さない。
その時はカド番を脱っし、保険会社の横綱となる。
かんぽに関しては、地力がある保険会社..、
との評価を変わらずに与えても良さそうです。
本当に良い保険会社は、困ったときにこそ応えてくれる会社である。
新型コロナウイルスの流行は、一種の有事といえるでしょう。
今は有事なわけですが、そこで頼りたいのが保険です。
しかしその有事に備えるための保険商品が機能しないのは、
致命的と言わざるを得ません。
それにきっちりと対応しきれなかったのであれば、
もはや意味がないのです。
販売中止や保険料の値上げは、想定を上回る感染者にのぼったことが原因とはいえ、
見通しが甘かったと言わざるを得ません。
どこか、
営業ピンチを営業チャンスに。
そのような先走った気持ちがあったのではないでしょうか。
そうなると付け焼き刃で出した保険商品、という印象が拭えなかったのも無理はありません。
保険金の支払い手続きはいつ何時も受けてくれるところの存在は大きいわ。
やっぱ保険って安心を買ってるからね。
まさにその通りだね。
一番頼りにしたい時に頼りにできないのであれば、
それはお荷物以外の何物でもないしね..。苦笑
南海トラフ地震や首都直下型地震などに備えなくてはいけない、と言われている昨今。
少額でもいいので“あえて”かんぽを持っておく、という選択肢も悪くありません。
いざっ、という時に役に立たなくては、保険としての機能が果たせてないわけですから...。
今日はこのへんで〜。じゃ!